にんじん(人参)の栄養素と効果

にんじん

にんじん(人参)=カロチンといっても過言ではないと思います。
にんじんの英語名のキャロットはカロチンに由来していることでも有名だと思います。

それくらいにニンジンはカロチンを豊富に含んでいます。

にんじんは、約半分で1日に体内で必要なビタミンAが摂取できるため、
栄養バランスを考える上で非常に使いやすい食材の一つになります。

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にんじん(人参)の効果・効能

カロチンは、活性酸素の働きを抑制します。
この働きによりガンを予防することができるのです。

カロチンはにんじんの皮に多く含まれているので出来る限り皮ごと調理することが望ましいのです。

さらに、免疫力も活性化することができ、
風邪の予防の効果も期待することができます。

にんじん(人参)の栄養素

  • カロチン=7300ug
  • ビタミンA=4100IU
  • カリウム=400mg
  • 食物繊維=2.4g

このほかにも、にんじんには、ビタミンB1、ビタミンCなどのビタミン群
カリウム、鉄、カルシウムなどのミネラル成分も含まれています。

ビタミンAの一日の摂取量の目安

男性・女性ともに=500ugRE前後とされています。
ビタミンAの上限量としては、3000ugREとされています。

もちろん、生活スタイルにより異なりがあります。
年齢によっても細かい違いも存在しています。

また、女性は子供を身篭っている場合や出産後などはビタミンAを摂取する量に大きな変化があるので注意が必要となります。

※厚生労働省の日本人の食事摂取基準を参考に記載

ビタミンAの働き

β-カロチンは、体内で必要なだけビタミンAに変化します。

ビタミンAは、肌と目との関係が深くあります。

昨今はパソコンやスマホの利用が急激に増えていると思います。
その影響により、多くの人がドライアイなどに悩まされています。
目の疲れやドライアイを防ぐ効果があるのです。

また、肌の乾燥・荒れなどが気になる場合などにもビタミンAは必須とされています。

ビタミンAの摂取

ビタミンAの摂取について重要なことあります。
ビタミンAには2つの種類があるのです。

・動物性食品(鶏のレバーや豚のレバーなど)=レチノール
(調理法により異なりがありますが、体内吸収率がおおよそ90%あります。)

・植物性食品(緑黄色野菜など、にんじんなど)=β-カロテン
(吸収率は10~60%とほどになっています)

にんじんの栄養素のまとめ

・ガン予防に役立つ

・風邪などの予防にも最適

・ビタミンAは摂取しやすいものとなり、過剰摂取にも注意が必要

・ビタミンAには2種類がある

・カロチンはにんじんの皮に多く含まれる

などにんじんには非常に栄養があります。
また、さまざまな料理に利用しやすいので重宝します。

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