『箸置きダイエット』というダイエット方法をご存知でしょうか?
箸置きダイエットとは”ご飯を一口食べるごとに箸置きに箸を置く/休める”ダイエット方法です。
結果から書きますと”ご飯を時間をかけてゆっくり食べることにより→食べる量が減り→痩せる”という良いスパイラルが生まれることになるのです。
- ゆっくり食べる
- 食べる量が減る
- 痩せる
この流れ/最高のスパイラルについてを一つ一つ詳しく痩せる理由などを説明していきます。
箸置きダイエットが痩せる理由
箸置きダイエットはとても理に適ったダイエット方法となります。
個人差はありますが効果は絶大となりますし健康にも良いのでおすすめです。
私の考えでは箸置きダイエットはダイエット方法というよりも当たり前のこととして捉えて頂ければと思っています。
体作り(ダイエット・肉体改造)に本格的に取り組む準備の段階です。
ゆっくり時間をかけて食べる
食べ物を口に運ぶごとに箸を休めることで必然的に普段よりも時間をかけて食べることになります。
ゆっくり食べるということは=食べ物をよく噛む(咀嚼する)ということです。
箸を休める+よく噛むことでさらに時間はかかります。
(すぐに飲み込んではいけませんよ)
よく噛む/咀嚼することも箸置きダイエットのポイントになります。
推奨は食べ物を口に入れるごとに30回です。
食べ物をよく噛む(咀嚼する)ことにより脳内ヒスタミンが増えて満腹中枢を刺激することにより食欲を抑える効果に繋がるのです。
※食べ物により美味しく食べる咀嚼回数は異なりますので目安として下さい。
食べる量が減る
ゆっくり時間をかけて食べることにより食事中に満腹中枢の働きを感じることができるのです。
満腹中枢の働きはいわば食べ過ぎを抑えるブレーキとなります。
通常満腹中枢は食べ始めてから約20分後に働き始めます。
※食べ物をよく噛むことや胃の膨らみを感じることで満腹中枢は機能し始めるのです。
普段から早食いの人は満腹中枢が働き始める前にご飯を食べ終えることがほとんどなのです。
つまり”食べ過ぎ”ということになり→太るということになります。
食事をゆっくり食べることで食事中に満腹中枢を刺激することで食べすぎを防ぐ/ブレーキをかけることが出来るのです。
痩せる
箸置きダイエットが痩せるというよりは本来あるべき姿になるといった方が正しいかもしれません。
前述でも分かる様に早食いの人は基本的に食べ過ぎているということがよくあります。
本当はお腹いっぱいにもかかわらず満腹中枢が働いていないことにより体は無理して食べている状態なのです。
当たり前ですが当然太りますね。
だいたい、その後にお腹が痛くなりますね・・・。
無理矢理に体内に食べ物を押し込んでいるのですから・・・
さらに痩せる理由に満腹中枢に働きかけるホルモンにはレプチンというものがあります。
レプチンはエネルギー消費を促すホルモンとしても知られているのです。
レプチンが分泌され、満腹中枢が刺激されることにより、”エネルギー消費=痩せる”ということに繋がるのです。
まとめ
人の胃の大きさには個人差がありますが、だいたい拳一つ分くらいとなります。
胃は伸縮しますので無理矢理にでも食べ物を詰められると伸びることは可能です。
胃の大きさは最大で拳二つ分くらいの大きさまで膨らむことになります。
これが満腹でも食べられる(お腹に詰め込める)理由です。
ですが満腹であれば食べる必要はありません。
胃を伸ばしてまで食べるということは=太るということです。
現在あなたは痩せたいと思っているわけですよね?
そうであればまずは箸置きダイエットをおすすめします。
箸置きダイエットの目的はゆっくりと時間をかけて食べることです。
実践してみると分かりますが食べるのに相当時間がかかります。
そしてあなたが思っている以上にいつもの様な量はおそらく食べられません。
満腹中枢が食事中に働くということの凄さが感じられます。
ですがそれがあなたが本当の食べる量なのです。
いつもより食べられないと感じた場合はいつも食べ過ぎているのです。
箸置きダイエット=食べる量が少なくなり(本当は適正量になっている)→レプチンの分泌によりエネルギー消費をする→痩せるに繋がり最高のスパイラルを発揮するのです。
さいごに
ゆっくりと時間をかけて食べることに慣れてくれば箸を都度休める必要はありません。
実際いちいち箸を置くのはメンドクサイですからね・・・
時間をかけて食べることは体にとってのデメリットは一つもありません。
むしろメリットばかりです。
食卓に並ぶ食材の食べる順番にも痩せる秘訣はあります。
⇒ダイエットや肉体改造には食べる順番が重要な理由