体を作っていく(ダイエット・肉体改造)ときの食事の摂取については、
食べ物の栄養素を考えることは非常に重要です。
食べ物のカロリーだけに目を向けていてはいけません。
三大栄養素(タンパク質/炭水化物/脂質)と、
さらには五大栄養素(ビタミン/ミネラル)についての知識が必要になります。
卵(たまご)の栄養素とカロリー
卵の栄養素を例にとって考えましょう。
卵はダイエットという観点から見ると不向きな食材となります。
※私のダイエットという認識は基本的に痩せるだけのことを言っています。
しかし、卵という食材は、
痩せやすい体をつくる観点から見ると非常にバランスの摂れた食材だと思っています。
その理由には、
卵に含まれる栄養素や価格など理由は色々とあります。
卵(たまご)の栄養素
卵(生)の栄養素
(1個あたり=60g~70gくらいになると思います)
・カロリー=90~100kcal
・タンパク質=7g~8g
・脂質=約6g前後
・炭水化物=1gにも満たない
このほかの栄養素になると、ビタミン・ミネラルもしっかりと含んでいますが、
特筆するところはありません。
卵の注目するべきポイントは”タンパク質”の多さです。
卵ほど身近で手軽にタンパク質を摂取できる食材はあまりありません。
卵は栄養素を見てもらえれば分かりますが、
あの量に対して、カロリーはお世辞にも低いとは言えませんが・・・
野菜などは熱を加えることで栄養素に変化が伴うことが多いですが、
(ミネラルやビタミンは熱を加えると基本的には栄養を失ってしまいます)
野菜の栄養素の中心はビタミン・ミネラルを摂取することですから、
調理方法にも気を遣う必要があるわけですが・・・
栄養を考えて、野菜を食べるときは、
出来るだけ熱を加えずに生で食べることがおすすめです。
※熱だけでなく水にさらすことでも栄養を失う要因になる野菜もあります。
その点で卵はゆでたまごにしても(調理)も、
栄養素にはほぼ変わりはありません。
※もちろんビタミン・ミネラル類は減少してしまいます。
栄養素の摂取は難しい
ビタミン・ミネラルの十分な摂取は非常に難しいのです。
それはタンパク質の摂取の難しさにも言えます。
そのため、サプリメント(酵素ドリンクやプロテインなど)などが存在するのです。
参考:酵素とは栄養吸収の働きを助け、活動エネルギーを与える潤滑油
参考:プロテインは栄養補助食品、筋肉のきっかけとなるタンパク質を効率良く摂取するモノ
参考:《おすすめの酵素ドリンクのランキングを作ってみた》
まとめ
体を作る(ダイエットや肉体改造)とき、
最も重要視するべきポイントは現状痩せるではなく太りにくい体を作る/仕上げるということです。
つまり、これからを考えなければいけません。
食べ物の栄養素を考える必要があるわけです。
私はダイエット/肉体改造は理科や科学に近いと思っています。
もっと言うと、
学校で習っていた勉強に近いと思っているのです。
オシャレや音楽や技術などとは違い、
ダイエット/体作りにはセンスが必要ありません。
物理的に考えることで、
食べ物の栄養素と摂取カロリーや自分の基礎代謝を考えると自ずと答えは見えてきます。
簡単な話、極論ですが、
食べなければ痩せます。
参考⇒【すぐに5kg痩せる?】短期的なダイエットは目的が明確なときだけの最後の手段
しかし同時に筋肉も減少していきます。
筋肉が減少すると痩せにくい体になっていきます。
したがって、食べないダイエットはリバウンドして当然なのです。
痩せる前より食べる量が減っても体は以前よりも太りやすい状態となっているわけですから。
その理由は筋肉量が減っているからです。
ポイントはいかに筋肉を落とさずに痩せる(脂肪を落とす)かということになります。
さいごに
筋肉をつくるのに必要な栄養素がタンパク質なのです。
タンパク質を体が効率よく吸収するためにビタミン・ミネラルが必要になるのです。
卵は非常に太らない体を作るバランスの摂れた食材なのです。
- 価格や値段
- 栄養素
- 入手のしやすさ
- 調理のしやすさ
などのこういった理由から卵は体つくりにおすすめできるものとなります。
もちろん、タンパク質ばかりを気にしすぎて、カロリーを気にしなければ、太りますよ。
一日の消費カロリーと摂取カロリーを考えることが大切です。
参考:一日の三大栄養素の炭水化物・脂質・タンパク質の摂取量を知る