活性酸素(フリーラジカル)の作用は老化の原因となります。
昨今では活性酸素を除去する飲み物として『水素水』なども有名になっていますね。
活性酸素は悪玉酸素などと呼ばれており、同じ年齢でも老けて見えたり、若く見えたりする、その原因は活性酸素にあるといわれているのです。
人が老化することは簡単にいうと体内が錆付いてきている。
つまり酸化しているということなのです。
例えば、
- リンゴを切ったときに、そのリンゴの切り口は時間が経てば、茶色く変色してきますよね?
- 古い建物に打ち付けられた釘が錆びているのを見たことがありますよね?
あれと同じようなことが私達の体内でも起こっており、そしてその状況は私達でいうと老化というわけなんです。
私達にとって”酸化=老化”となるのです。
そしてその酸化の原因が活性酸素にあるわけなんですね。
活性酸素とは
本来、活性酸素とは体内に侵入してきたウィルスや細菌を退治する重要な役割をもっています。
ですが、活性酸素は毒性が強く必要以上に体内に取り込んでしまうことで健康な細胞までも酸化させてしまい老化の原因となるのです。
- 胃もたれが気になる
- 疲れやすくなった
- 太りやすくなった
- 肌トラブル(荒れ・くすみ・しわ・にきび・ソバカスなど)が気になる
- 白髪が増えてきた/髪が抜ける
など、気になるものがあれば体内では酸化が進んでいる恐れがあります。
活性酸素がさらに発生することで、思わぬ生活習慣病にまで発展することもあるので、本当に注意が必要なのです。
- 動脈硬化
- 糖尿病
- ガン
- 老人性痴呆
などを引き起こす原因となるのです。
活性酸素に対抗する抗酸化力
体内の活性酸素の増加を防ぐには細胞の酸化と抗酸化力のバランスをとることが健康な体を維持するためには重要となるのです。
抗酸化力とは私たちの体の中にある抗酸化酵素が中心となり、活性酸素に対抗することとなります。
抗酸化酵素の代表はSOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)となり、活性酸素のスーパーオキシドを無害化する力をもっています。
ほかにも、カタラーゼ、ペルオキシダーゼという酵素も活性酸素を除去してくれる酵素となります。
⇒酵素とは栄養吸収の働きを助け、活動エネルギーを与える潤滑油
しかし、体内の抗酸化酵素は年齢を重ねる(加齢)ごとにどんどんと減少していくこととなります。
人によっては30代、一般的に40歳前後が体内の抗酸化酵素量のピークとなっているのです。
そこで抗酸化力(抗酸化酵素)を支える/サポートする抗酸化成分を含む食べ物を摂取する必要があるのです。
抗酸化成分が含まれる食べ物や飲み物には、野菜や果物、お茶、などに含まれるビタミン、ミネラル、ポリフェノール(カテキン)などといった栄養素たちとなります。
先にあげた、抗酸化酵素の代表となるSOD酵素のスーパーオキシドディスムターゼを作るには亜鉛やセレンなどのミネラルは欠かせないですし、そのほかビタミンC/E/A、アミノ酸なども体の酸化を防ぐのに役立ちますから、これらの栄養素を含む食品を積極的に摂取していく必要があるというわけです。
年齢を重ねていれば、なおさらですね。
また、ビタミンやミネラルはストレス対策にも有効となるので、相乗効果の期待がもてるのです。
活性酸素が発生する原因
活性酸素が発生する原因にはいくつかあります。
例えば、最も、身近で活性酸素を発生させるものは呼吸となるんですね。
私達は呼吸により1日に約500リットル以上の酸素を体内に取り入れているといわれています。
そして、その約2~3%が強い酸化作用をもつ活性酸素に変わるといわれているのです。
ほかに活性酸素を発生させる原因には、
- 生活習慣(ストレス、睡眠不足、喫煙習慣、激しい運動など)
- 環境(大気汚染、電磁波、紫外線など)
があげられます。
ということは、私たちは生きていくなかで活性酸素の発生は避けて通ることが出来ないということですね。
ですから、抗酸化成分のあるものを摂取して抗酸化力を高めないといけないのです。
私たちの体には十分な酵素量が必要になるわけなんです。
- 酵素
- 食物繊維
- ビタミン
- ミネラル
などを摂取できる酵素ドリンクは最も簡単に老化/アンチエイジングの対策ができる抗酸化力を高めるものとなるのです。